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ニュース詳細
- 2005年7月29日
- 株式会社ダイフク
- 代表取締役社長 竹内 克己
小牧の工場を滋賀に移転、生産機能を集約して事業を積極拡大
株式会社ダイフクはこのほど、小牧事業所(愛知県小牧市)の生産部門の一部を滋賀事業所(滋賀県蒲生郡日野町)に移転することを決定した。工場棟2棟の建築、工作機械の更新などを行い、生産性向上・事業拡大を図る。
移転するのは、自動倉庫システム及び工作の2工場。移転の主な狙いは、1.自動仕分け機などを生産する滋賀の工場と自動倉庫システム工場を「物流システム工場」(仮称)として統合することにより、物流センター向けシステムの一貫生産体制を構築し、生産効率を向上させる、2.設計・管理等の重複業務を集約することで得られる人材を一般製造業向けFactory Automationや海外市場の開拓要員として活用して事業を積極拡大する、の2点。これにより、自動倉庫、自動仕分け機など物流システムの生産額を09年度には05年度の30%増に拡大する予定。本年9月の建屋着工、設計系子会社などを含む関係従業員約200名の異動などを経て、06年3月頃から生産を順次開始する予定。
工場移転後も、小牧事業所のその他の工場や施設は営業・工事・サービス・ソフトウェアなどの部門が中部地区の要として活用するほか、グループ企業の電子機器生産会社(株式会社コンテック・イーエムエス)が機能を拡充して操業を続ける。一部跡地は、東名・名神高速道路の小牧インターに近い利便性を生かし、グループ内で有効活用するほか、倉庫用地として賃貸などの利用方法も検討する。
当社では、緑豊かな自然に恵まれた環境で、人間性豊かな生産性の高い工場を運営する「インダストリアル・パーク構想」の下、1970年に滋賀事業所の用地(約120万平方メートル、東京ドーム球場約26個分に相当)を取得。世界一のマテハン工場を目指し、大規模な土地造成を行って、小牧や大阪から工場を順次移転してきた。現在、9つの工場棟のほか、総合展示場、事務・厚生棟、寮・社宅などを保有している。自動車生産ライン向けシステム事業、液晶・半導体向けシステム事業、洗車機事業などの生産機能は滋賀に集約し終えている。
一方、物流センター向けなど物流システム事業の生産は、小牧と滋賀に分散。最近は、3PL事業を中心に、自動倉庫システムと自動仕分け機を併用する複合大型システムの受注が急増し、物流システム全体を見据えた生産体制が求められていた。
また、1963年に操業開始した小牧事業所内の自動倉庫システム及び工作工場は建物・設備が老朽化し、抜本的対策が求められていた。工作機械による機械加工は、全社横断的に滋賀・小牧で行ってきたが、これを機に滋賀1カ所に集約し、機械を最新型に更新することで、生産性を大幅に向上できる。